妊娠・出産でフルタイムの職場を退職した私ですが、子どもが成長するにつれて
ずっと専業主婦という訳にも…
と焦りと不安を抱えていました。
働こうにもブランクや子育てとの両立が不安でなかなか踏み出せずに過ぎゆく日々。
通勤がない分拘束時間も少なく、同世代の子育てママも活躍しているらしい!
これなら挑戦できそう!!
通勤時間がなく家庭との両立がしやすいのが在宅事務のメリットですが、
- 家で働きたいから
- 通勤時間がないから
- 家庭・子育てとの両立がしやすいから
という志望動機ではもちろん採用は夢のまた夢。
そこでこの記事では、ブランクあり在宅未経験の私が採用された志望動機の作り方を徹底解説します。
在宅事務に挑戦したいけど志望動機が思いつかない!という人はぜひチェックしてみて下さいね。
在宅事務の志望動機で抑えるべきポイント
志望動機と言っても、自分がやりたいことや思いだけを語っても面接官には全く響きません。
まずは何を伝えるべきか、志望動機を作るときの重要なポイントをしっかり押さえましょう!
【採用されない】よくある志望動機のNG例
志望動機を書くときに、次の志望動機を書こうと思っている人は要注意。
- (在宅の場合)通勤がないから
- 給与・待遇がいいから
- 前職で疲弊したから(事務の方が楽そう)
- 未経験だから学びたい
これらは面接官にウケないNG志望動機です!
例えば「通勤が嫌だから在宅で働きたい」「前職で疲弊したから」という理由は、面接官に「楽しようとしてないかな、真面目に働いてくれるかな」と思わせてしまいそうですよね。
面接官に響く志望動機の3つのポイント
とにかく在宅事務の志望動機で大切なのは、求人(企業)との相性と即戦力です。
それを示すためにも、次の3つを意識して志望動機を作ってみましょう!
①会社に貢献できる具体的なスキル
例えば、PCスキルや、過去の業務経験などを具体的に述べることで、面接官に「即戦力」としてのイメージを持たせることができます。
②在宅事務に求められる自己管理能力
在宅事務では、時間管理や自己モチベーションの維持が求められます。
これまでの経験で、どのように自己管理をしてきたかを具体例で示すと良いでしょう。
③応募先企業との共感やマッチング
経営理念や働き方に共感するだけでなく、それに基づいた志望動機を述べることがポイントです。
ただ「共感します!」よりも「~の理由で私も御社の理念に共感します」の方が説得力◎
【パクリOK】在宅事務の志望動機の例文
志望動機の作り方のポイントをふまえた志望動機をいくつかご紹介します!
実際に私が面接で使ったものも少しニュアンスを変えて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
① 経験を活かした志望動機
私が御社を志望する理由は、これまでの事務経験を活かしつつ、在宅勤務の環境でさらに効率的な業務遂行ができると考えたためです。
前職では、PCを使ったデータ管理や文書作成業務を担当しており、細かい作業にも正確に取り組むことが得意です。
在宅勤務でもこれらのスキルを活かし、御社の業務効率化に貢献したいと考えています。
前職で活かせる経験がある人は、ぜひ過去の業務経験を具体的に伝えましょう。
具体的に何をしてきたのか分かると、「じゃあこの仕事を任せられそうだな」と採用前から面接官に想像させることができます。
② 未経験者向けの志望動機
私は未経験ではありますが、PC操作やデータ入力には自信があり、正確性とスピードを意識して作業に取り組むことができます。
御社の業務内容に興味を持ち、私のスキルを磨きながら業務に貢献したいと考え、応募いたしました。
未経験ながらも、自己学習を続け、早期に即戦力として御社に貢献できるよう努力します。
未経験の場合学習意欲のアピールはもちろん必要ですが、面接官に響かせるには学習のその先、「早く即戦力になりたい」ということもアピールしましょう。
企業も採用後は早く即戦力になってくれることを望んでいるはず。
③ ネガティブな退職理由の志望動機
前職で営業職を担当する中で、お客様や社長から資料作成やデータ整理といった裏方のサポート業務について評価していただきました。
その経験から、サポート業務を大切にしチームに貢献することが自分の強みであり、よりスキルを活かせる事務職に挑戦したいと思い志望いたしました。
また、貴社は社員同士のサポートがしっかりしているとお聞きしております。その中で私もサポートや効率化に積極的に取り組むことで貴社に貢献してまいります。
前職を人間関係などのネガティブな理由で退職した人もいますよね。
上記の例文は「営業では成績も上がらず自分に合っていないと思った」という退職理由を、「前職で褒められたスキルを活かしたい」という志望動機に変換しています。
【面接官に響く】志望動機の伝え方のコツ
面接官に響く志望動機が作れても、面接できちんと伝わらないとこれまでの努力が水の泡…。
泡になって消えないように、面接で上手く伝わるコツを覚えておきましょう!
① 面接時の志望動機は簡潔にまとめる
面接で「志望動機を教えてください」と質問されたときに、よくやってしまうのがエントリーシート(履歴書)に書いた志望動機をそのまま言ってしまうこと。
面接官は書いてあることと同じことを聞かされても「それはもう分かっています」としか思いません。
じゃあ何を言えばいいかというと、「重要なポイントを補足説明を入れながら話す」のが正解◎
面接時は長々とした説明は避け、簡潔に伝えることが大切です。
志望動機は、最も重要なポイントをまとめて1分程度で話せるように準備しておこう!
② 話し方を工夫する
志望動機を話すときは、抽象的な表現ではなく、具体的な経験や実績・スキルを盛り込むのがおすすめです。
例えば、どのようなスキルを持っていて、それをどう活かしたいのかを具体的に伝えることで、面接官にも伝わりやすく好印象にもつながります。
③ 経歴・スキルと企業のマッチングをアピールする
単に自分のスキルをアピールするだけではなく、企業のビジョンや価値観に共感していること・マッチングしていることを伝えると効果的◎
まとめ
在宅事務の志望動機、ただ「在宅で働きたい」だけじゃ足りないのが現実ですよね。
大事なのは、どうやって自分のスキルややる気と企業がマッチしていることを伝えるか。
たとえば、過去の経験を活かしてどう貢献できるかを伝えたり、未経験なら学習しつつ即戦力になるという姿勢を見せたりすることが大切です。
しっかり準備して、自信持って臨んでくださいね!