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再就職手当はどうやってもらうの?受け取れる条件や申請手順をチェック!

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家庭と仕事の両立の難しさから、退職を考えるママさんは少なくありません。

でも、子育て中は何かとお金がかかるため、収入が減ることに不安を感じている方も多いと思います。

失業中には失業保険を受け取ることができますが、早期に再就職ができれば再就職手当を受け取ることも可能です。

むぎ
むぎ
今回は、再就職手当の受給条件や申請方法について、わかりやすくご紹介します!

再就職手当の条件は

再就職手当を受け取るなら、まずは条件を調べておきましょう。

再就職手当を受け取れる条件は以下の通りです。

  1. 雇用保険に加入していること
  2. 失業保険の受給手続きを行った日から7日間の満了期間が過ぎたあとに就職していること
  3. 再就職先が前職と関わりのない会社であること
  4. 失業手当の支給日数が3分の1以上残っていること
  5. 過去3年以内に再就職手当や常用就職支度手当を受給していないこと
  6. 再就職先で1年を超える勤務が予定されていること
  7. 受給資格決定前に、再就職先の内定が出ていないこと
  8. 自己都合による退職では、ハローワークか人材紹介会社経由の採用であること

むぎ
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再就職手当がもらえる条件は主に8つです!

①雇用保険に加入していること

再就職手当をもらうには、まず雇用保険に入っていることが必要です。

雇用保険があることで、失業中もサポートが受けられます。

②失業保険の受給手続きを行った日から7日間の満了期間が過ぎたあとに就職していること

再就職手当をもらうには、失業保険の手続きをしてから7日間の待機期間が終わった後に就職することが条件です。

この待機期間は失業保険の受給手続きをして、ハローワークが求職活動の意思を確認する期間!

特に何かする必要はないけれど、この7日間は失業手当の支給はされません。

③再就職先が前職と関わりのない会社であること

新しい仕事が前の職場と関わりがない会社であることも条件です。

同じ会社や前職の関連会社では再就職手当を受け取れません。

④失業手当の支給日数が3分の1以上残っていること

失業手当の受給期間が3分の1以上残っていることが条件です。

例えば、90日の受給期間がある場合、30日以上残っている必要があります。

⑤過去3年以内に再就職手当や常用就職支度手当を受給していないこと

過去3年以内に再就職手当や常用就職支度手当をもらっていないことも条件です。

以前に受給した経験がある人は、3年以上経過しているか確認してみましょう。

常用就職支度手当とは?

45歳以上もしくは就職が困難な人が1年以上の雇用を見込める仕事に再就職したときにもらえる手当

⑥再就職先で1年を超える勤務が予定されていること

新しい仕事で1年以上働く予定であることが必要です。

派遣社員でも契約更新で1年以上の雇用が見込まれれば、受給の対象になります。

むぎ
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派遣社員の場合は契約期間が1年未満でも、契約書に「更新の可能性あり」と記載されていれば再雇用手当が受給できます!

⑦受給資格決定前に、再就職先の内定が出ていないこと

失業手当の受給資格が決まる前に再就職先が決まっていないことも条件のひとつ。

前の会社を退職するときにすでに就職先が決まっている場合は支給の対象外になります。

⑧自己都合による退職では、ハローワークか人材紹介会社の紹介で再就職すること

自己都合で辞めた場合は、給付期間中の最初の1ヶ月はハローワークや認定された人材紹介会社を通じて再就職する必要があります。

会社都合の退職であれば、給付制限はありません。

要チェック!再就職手当の申請手順

再就職が決まったら、再就職手当の申請を行いましょう。

手順は以下を参考にしてください。

  1. 採用証明書をハローワークに提出する
  2. 再就職手当支給申請書を受け取る
  3. 再就職手当支給申請書を再就職先に提出する
  4. 再就職手当支給申請書と雇用保険受給資格者申請証を提出する

では、詳しい手順を見ていきましょう

①採用証明書をハローワークに提出する

再就職先で採用が決まったら、まず採用証明書をハローワークに提出します。

この書類は、新しい職場からもらう書類です。

「雇用保険受給資格者のしおり」に添付されているものを使います。

むぎ
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無くした場合は、ハローワークのHPからもダウンロードできますよ。

②再就職手当支給申請書を受け取る

採用証明書を提出したら、ハローワークから再就職手当支給申請書を受け取ります。

このとき、「雇用保険受給資格者証」や「失業認定報告書」が必要になるので、これらの書類も忘れず用意してくださいね。

③再就職手当支給申請書を再就職先に提出

受け取った再就職手当支給申請書を、新しい職場に提出して必要な情報を記入してもらいます。

この時に、前の職場や関連会社ではないことを記入してもらいましょう。

④再就職手当支給申請書と雇用保険受給資格者証を提出

最後に、再就職手当支給申請書と雇用保険受給資格者証を一緒にハローワークに提出します。

勤務実績の証明書類が必要になりますが、再就職先のタイムカードや出勤簿の写しなどが利用できます。

再就職手当についてQ&A

再就職手当についてのよくある質問と答えをまとめてみました!

Q1・パートタイムで再就職した場合、再就職手当はもらえますか? 

A1・再就職手当の受給には雇用形態は問われないのでパートタイムでも受給可能です。

ただし、雇用保険に加入していることや、1年以上継続が予定されているなど条件があります。

Q2・再就職手当を申請するのに期限はありますか?

A2.・再就職日から1ヶ月以内に申請を行う必要がありますので、早めに手続きを進めましょう。

Q3・ 再就職手当と失業手当を同時に受け取ることはできますか?

A3・ 再就職手当は、新しい仕事に就いたときに受け取れるお祝い金です。

再就職手当を受給すると失業手当の受給は終了します。

Q4・再就職手当を受け取って短期間で失業した場合、返金は必要ですか?

A4・再就職手当を受け取って短期間で再び失業しても、不正受給出ない限り返金が求められることはありません。

再度失業保険を受給できる場合もありますので、ハローワークで確認してみましょう。

Q5・ハローワーク以外で再就職した場合でも再就職手当は受給できますか?

A5・会社都合での退職の場合は、ハローワーク以外で再就職先した場合でも、再就職手当を受給することができます。

自己都合で退職した場合は、最初の1か月間にハローワークや人材紹介会社の紹介以外で就職先をした場合、受給されないので、その点を注意してください。

まとめ

家庭と仕事の両立に悩むママさんにとって、収入の不安は大きな問題ですよね。

失業保険も助かる制度ですが、再就職手当は失業からの再出発をサポートしてくれる心強い手当です。

条件や申請手順をしっかり理解し、スムーズに手当を受け取れるように準備を進めましょう。

再就職先での新しいスタートを応援しています!